憲法24条研究ノート(13)今までのおさらい
こんばんは。
5月からスタートしていた当連載も、「水野家族法学を読む」と同様、長い夏休みをいただいておりました。
もはや秋ですね。
来週から本格的に再開するにあたり、今までの連載内容についてざっくりと。
第1回~第3回 憲法24条制定史
シロタ=ベアテ=ゴードン「1945年のクリスマス」、和田幹彦「家制度の廃止」、古関彰一「日本国憲法の誕生」等を題材として、憲法24条がどのように誕生したのか、それをどう評価すべきかを追いました。
第4回~第11回 学説の展開(~2000年)
制定後の学説の展開を、君塚正臣横浜国立大学教授の論文「日本国憲法24条解釈の検証ー或いは『「家族」の憲法学的研究』の一部として」を題材に、ご紹介してきました。
第12回 学説の展開(2000年以降)
第12回は、辻村みよ子東北大学名誉教授(現:明治大学教授)の著作「家族と憲法」を題材に、2000年以降の学説の展開を追いました。
これからの連載について
第14回以降は、第12回で持ち越していた宿題、「君塚教授、辻村教授が論じきれなかった部分について、ささやかな挑戦をしていきたいと思います。」について、ある女性法学者の論考を題材にして、24条の学説論争に新しい材料を提供することを試みてみたいと思っています。
その後、2000年以降活発となった。24条をめぐる憲法訴訟について、追いかけてみたいと考えています。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
2021/9/30
foresight1974
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